プログラミングスクールで成功する人と失敗する人

プログラミングスクールは通ったからと言って、必ずしもプログラミング能力が身に付く訳ではありません。高い受講料を支払ったのにも関わらず、実務レベルまでスキルを上達させられず、受講後にプログラミングを止めてしまう人もいます。

受講料を無駄にしないためも、プログラミングスクールに入会する前の事前準備が肝心でしょう。

そこで本記事ではプログラミングスクールで成功する人と、失敗する人の特徴を3つずつ解説します。どのようなタイプだとプログラミングスクールに通うべきなのかまとめました。

本記事を読むことで、自分がプログラミングスクールに入会すべきかが分かります。プログラミングスクールに通う前に、一度本記事をチェックして頂けると幸いです。

プログラミングスクールで成功する人の特徴3つ

プログラミングスクールで成功する人の特徴を3つ紹介します。

  • プログラミングを楽しめる
  • 自分から積極的に学習できる
  • カリキュラムについていけるだけの能力がある

この3つに当てはまる人は、プログラミングスクールに入会し、その後エンジニアとして転職できる人が多いです。1つ1つの成功する人の特徴について詳しく解説しましょう。

プログラミングを楽しめる

プログラミングを楽しめるタイプというのが、一番成功するか否かの分かれ目といえるでしょう。プログラミング能力というのは、一朝一夕に身につくものではありません。

実際に未経験でゼロからWebアプリを作れるようになるまでには、半年程度の時間を有します。それだけの期間飽きずに勉強を続けるには、プログラミング自体が楽しくないと困難でしょう。

自分で作ったプログラムが動いたり、新しい文法を習得したり、そういったことに喜びを感じられるなら、挫折しにくいです。

自分から積極的に学習できる

プログラミングスクールは先生が授業を行うタイプではない所が多いです。受講生は自分で学習し、先生がそれをサポートするというタイプが基本です。また、授業を行うタイプでも週に1回1時間〜2時間程となっており、基本的な学習スタイルとしては「自習」と思って良いと思います。

そのため、自分から積極的に学習できる人の方が伸びやすいでしょう。また、分からないところは先生に積極的に質問するのが望ましいです。

カリキュラムについていけるだけの能力がある

特に短期間集中型スクールの場合、カリキュラムが予想より早く進む場合が多いです。

カリキュラムについていくためには、ある程度の理解力や論理的思考力の高さは必要となるでしょう。あるいは、ある程度プログラミングを予習しておくことでも、カリキュラムについていきやすくなります。

プログラミングスクールで失敗する人の特徴3つ

プログラミングスクールで失敗する人の特徴を3つ挙げます。

  • 受動的に学習してしまう
  • 目標を決めていない
  • 料金だけでスクールを決めてしまう

これら3つの内1つでも当てはまる場合、失敗する可能性が高いです。

プログラミングスクールに通う場合は、これら3つの問題を解決してからの方が良いでしょう。1つ1つの失敗する特徴について詳しく解説していきます。

受動的に学習してしまう

先生は1から全て教えてくれるものだと思って入会すると、痛い目に合うかもしれません。基本的に学習は自分で進めていかないといけず、先生はあくまでサポートしてくれるだけです。

自分で教材の問題を解いていく必要がありますし、受講中に予習・復習をする必要もあるでしょう。

分からないところは先生が教えてくれますが、学習の進め方そのものが分からないとなると、少し厳しいかもしれません。

目標を決めていない

「プログラミングスキルを習得して何をやりたいか」を決めずに入会すると失敗します。目標を決めないとモチベーションが上がらず、大抵挫折してしまうものです。

また、プログラミングは言語によって作れるものが違います。「本当はWebアプリを作りたいのに、全く違う言語を勉強してしまった」ということが起きないためにも、目標を決めるべきです。

「スマホアプリを作りたい」や「Web開発会社に転職したい」など具体的な目標を定めましょう。

料金だけでスクールを決めてしまう

プログラミングスクールの受講料は結構差があり、中には受講料が無料の所もあります。「失敗しても損しないように」と受講料が安いところを選びたい気持ちも分かりますが、自分との相性の良さ、も優先すべきです。

自分が学びたい言語を教えてくれるか、オンラインでも学習できるか、先生の教え方は丁寧か、など各プログラミングスクールの状況をリサーチし、自分に合ったものを決めたいところです。

プログラミングスクールで失敗しないために準備すべきこと

ここまでプログラミングスクールで成功する人、失敗する人の特徴をみてきました。それらを踏まえて、プログラミングスクールで失敗しないために、事前に準備しておくべきことをまとめます。

  • progateで予習しておく
  • スクールの評判をチェックする

これら2つを事前に行っておけば、失敗する可能性を下げられますよ。

progateで予習しておく

スクールに入会する前に、ある程度自分で予習しておきましょう。基礎的な部分だけでも抑えておけば、カリキュラムについていきやすくなります。

ただ、予習といっても参考書を一冊やるのは大変ですよね。

そこでおすすめは、progateというサイトを使うことです。progateは有料の学習サイトで、月1,000円を支払えば各教材を閲覧できます。

有料だけあってprogateの教材は分かりやすく、基礎的な部分だけに留めているため、スクール入会前の予習にぴったりです。

プログラミングスクールの評判をチェックする

プログラミングスクールに実際に入会した人の感想をチェックすることで、自分に合うスクールかが見えてきます。

プログラミングスクールの評判は、TwitterなどのSNSで検索すれば出てくることも多いです。自分に合うスクールを選択すれば、成功する可能性が上がりますよ。

まとめ

本記事では、プログラミングスクールで成功する人、失敗する人の特徴を解説しました。プログラミングスクールで成功するために何をすべきか、お分かり頂けたかと思います。

繰り返しになりますが、プログラミングスクールに入会したからいって、必ず上手くいくとは限りません。能動的に学習し、しっかりとプログラミングを勉強する目的を定めて学習に取り組む必要があります。

そのためにも、入会前にある程度プログラミングの予習をしておき、自分の目指すべき方向を定めておきましょう。また、自分に合ったプログラミングスクールを選択するために、スクールの評判をチェックすることをおすすめします。